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親知らず

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基本的には成人(永久歯)の数は上14本、下14本で合計28本
12歳頃にはほとんどの人が乳歯が抜けて永久歯に萌え変わります

この永久歯に萌えかわった後にさらに後ろに萌えてくる歯が親知らず
昔から親が知らない間に萌えてきた歯と言う意味ですね

上下2本づつあり4本とも萌えてくる方
最初から親知らずの歯の種がなかった方
親知らずはあるんだけど顎の骨から萌出しなかった方など人それぞれです

では親知らずが萌えてきた時にどうなるか
昔から親知らずは抜く必要があると聞いた人もいると思います

12歳臼歯の後ろにキチンと萌えてきた親知らずは抜く必要はありません

 

 

写真は12歳臼歯の後ろにキチンと萌えてきた親知らずです

問題なのは下の歯で萌えるスペースがなく横向きに半分だけ埋まっている親知らずです

完全に歯茎の中に埋まっている場合は症状が出ることは少ないのですが、下の写真のように歯茎から少し頭の部分が出ている場合は虫歯になったり歯茎の隙間からばい菌が溜まり腫れたりします

上の歯も噛み合う歯がないとだんだんと伸びてきて手前の歯と段差ができて虫歯になったりするので抜く必要性も出てきます

上の歯は比較的簡単に抜けることが多いのですが、下の歯は水平に埋まっていることが多く通常の方法ではなかなか抜くことができません

専門的な口腔外科などで抜く場合もあります

当院は必要に応じて親知らずの抜歯も行っております

気になる方は一度受診をお勧めします

口腔外科

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