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虫歯の大きさ

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前回はどうして虫歯になるのかをお話しせましたが、今回は虫歯になった後の大きさと治療方法を書いてみようと思います

まず物事に対してグレード分けされる事が多いですが、虫歯についても1〜4段階で分けられています

虫歯は英語でカリエス(caries)


歯の1番表層のエナメル質という部分のみの虫歯です
自覚症状はほとんどありません
1番初期の虫歯のため表層のみを削り歯と同じ色の詰め物をして一回の治療で終わる事がほとんどです


神経までは到達してませんが、象牙質という歯の第二層まで進行している虫歯になります
大きさにもよりますが、歯のしみるを感じたりする事があります
治療法としては型をとり詰め物をする2回の治療が多くなります


虫歯がさらに進行して神経までは到達している症例になります
自覚症状は強く
歯が痛いといって歯医者さんに来る症例の半分くらいの方がこの段階まで来ています
基本的には神経の処置を行ってから被せ物をする処置になります
治療回数としては4〜5回ほどかかります


歯の神経は完全に死んでしまい、根っこの先に膿を溜めて歯の内部からどんどん虫歯が進行している状態です
自分たちの学生時代はこのグレードになると抜歯と習いましたが、今では残す事も稀にあります
ただ基本的には抜歯処置になるため虫歯の最終段階になります
処置は1回で済む事がほとんどですが、抜いた歯は元に戻りません
最低でもC3までには虫歯治療を行うことをお勧めします

ここまで来る前にきちんと定期検査と予防歯科をオススメします

むし歯治療

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